Mathematical Reviews 書評掲載
近似理論の中核である最良近似についての基礎理論を,古典的な思想を踏まえて,現代的な関数解析的手法によって解説.また,最良近似理論のサイドから,関数解析学を学べる専門書.
ISBN 4-946552-01-4 西白保敏彦著 上製 A5 p.226 ■2900円+税 (3045円・税込)
目次
1.準備
1.1 順序集合
1.2 位相空間
1.3 線形位相空間
1.4 Banach空間
1.5 Hilbert空間
1.6 関数空間
2.最良近似の特徴付け
2.1 有界線形汎関数による特徴付け
2.2 端点による特徴付け
2.3 接汎関数による特徴付け
3. 最良近似の存在性
3.1 存在定理
3.2 (E)-集合
4.最良近似の一意性
4.1 Chebyshev集合
4.2 有界線形汎関数の拡張の一意性
4.3 Hilbert空間における最良近似
5.最良近似作用素と最良近似度関数
5.1 最良近似作用素
5.2 最良近似度関数
6.関数の近似
6.1 一様近似
6.2 平均近似
7.最良近似度に関する順定理と逆定理
7.1 合成積線形近似法
7.2 合成積線形近似法の収束精度
7.3 最良近似度に関する順定理
7.4 最良近似度に関する逆定理
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Published by Yokohama Publishers
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